モスクワからバークレーに戻ってきました。
ずっと更新できなかったのは、モスクワで使わせてもらっていたDSLが従量制で課金されるシステム(使い放題というシステムはまだあまり浸透していないらしい)で、私たちが滞在している間に、利用量が支払い額を超えてしまったせい。その後は、プリペイドのカードを買ってモデムで繋ぐ状態だったので、メールのチェックくらいしかできなかったわけで…(苦笑)。
●資本主義の浸透
モノは食料品から生活雑貨まで豊富。店の数も多く、24時間営業のスーパーもかなりある。値段さえ気にしなければ何でも手に入るかな。ヨーロッパ、中国からの輸入物が多い。レストランの数も多い。ただし庶民向けがほとんどなくて、ランチ時で一人5-10ドル、夜だと25ドル以上ってところがざら。普通の年収ではレストランは遠い存在。
●国民の生活レベル
会社に勤めれば数ヶ月の試用期間は月収700ドルでもその後は2000ドル程度になる反面、お医者さんの月収は200ドルという感じらしい。年収格差はコミュニズムが崩れてから広がっている様子。
●住居
モスクワ市内には一軒家はほとんどナシ。私が見た範囲では皆無だったんだけど…。アパートが基本。公団とプライベートとあるらしい。ほとんどのアパートが築30-35年で、旧いものが多い。部屋は想像よりは狭くて、子供3人育てるのは無理でしょう。私が滞在したお宅は3LDKだったけど、80平米くらいかな。ただ収納が部屋にないので、どの部屋も大きなタンスが置かれていて、かつ家具のサイズは日本のより大きいので、日本のマンションより体感的には狭い感じがしたかな。ちなみにお湯はモスクワの一箇所で作ってモスクワ全域に送られる仕組みらしい。暖房もお湯暖房。
●交通
地下鉄の件は前に書いたとおり。結局滞在最後まで地下鉄を3分以上待った経験は一度もしなかった。バスも充実。ただしバスは路線が分りづらいので、言葉が分らないと乗りこなすのは難しい。
●日本と日本語
夏休みシーズンだったけど、日本人とはあまり遭遇せず。中国人はかなりいたんだけど。日本に関する情報もほとんどなし。日本食レストランは高いけど美味しくなかったし…(焼きそばの「そば」が本当の「そば」というのもあった)。ただロシア人からは私が日本人ということは分るらしく、何度か日本語で話しかけられる。まあ美人じゃなくても目立つってことですね。
●英語
英語は日本以上に通じないかも。博物館でも説明はロシア語だけというところがとても多くてビックリ。メジャーなクレムリンとかでもそう。観光で稼ぐ気はあまり無いのかな。はっきり言って博物館で説明が分らないと何のために博物館に行ったのか分らないんだけどね。
●外国人料金
英語の案内には「入場料350ルーブル(約3.3ドル)」と書かれているのに、ロシア語の案内には「入場料60ルーブル」とかあったりして、基本的に観光地の入場料はすべて2本立て。荷物預かりにまで外国人料金があったのには笑えたけど、ちょっと格差が大きすぎるような気も…。
posted by さくら at 00:00| サンフランシスコ ☀|
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